起床＆移動
DAY 2の朝は3:30起床4:30出発でTRMに出発です！
目的地はBrasilis Futebol Clubeにbrasilis fcとのトレーニングマッチへ。
試合会場への移動のバスは2階建ての超大型バス。日本にもある寝台特急列車のバスバージョンとも言えるとにかく大きなバス。ゆっくり仮眠をしたりＡＲＩＲＡＮＧで作ってくれた朝食を摂りながら移動します。
ブラジルに来てこんな最新のバスで移動出来ると想像していなかったため、本当に感謝です。
選手達はゆっくり身体を休めながら試合に臨むことが出来ます。
アテンドをしてくださっている株式会社フッチボーラ 土井エジソン氏に感謝しかありません。
（※エジソン氏のご紹介はまた別途させて頂きます）
ＡＲＩＲＡＮＧから約2時間半の移動後に、Brasilis Futebol Clubeに到着！
この施設は、OSCAR Inn ECO RESORT内にBrasilis Futebol Clubeが併設されています。
W杯でコートジボワール代表が拠点として使用した施設だそうです。
試合会場の様子（動画）
このクラブと施設の創設者は、Jリーグ開幕前の日本サッカーリーグ（JSL）時代に日本でもプレーされたオスカー ベルナルディ氏です。
1987年に日産自動車サッカー部（現在の横浜F・マリノス）でプレーされた後、現役引退後は同クラブの監督に就任され、京都パープルサンガの監督も歴任された方です。（マリノスのユニフォームを持っている方がオスカー氏）
セレソンとして3度のワールドカップに出場し、キャプテンも務めた程のスーパースターです。
田子は中学時代にJSL出身の指導者に指導を受けていた関係で良くオスカー氏の話を聞いたことがありました。
ブラジリスFCは、São Paulo州にある育成型のプロクラブです。同クラブはU-20までの選手しか所属せず、良い選手(契約選手)を育成し上位カテゴリーのビッグクラブへ選手を売却する事で主な利益を得て活動されているチームです。
天然芝ピッチ2面+選手の寮や様々な施設が併設されています。
AWAY用のロッカールームもありました。
ブラジリスFCから様々な有名クラブへ進んでいった選手達
トレーニングマッチ②
vs BRASILIS FC
調整と交渉を頂き、短い時間(20分)ずつ各カテゴリーの選手とそれぞれ手合わせ頂きました。
※20分3本
【1本目vsＣチーム】0-2
【2本目vsＢチーム】0-0
【3本目vsＡチーム】0-4
まず驚いたのは、今回Cチームとされているカテゴリにはテスト生が何名もいました。
その中でもCBで出場していた185cmの選手は、まだサッカーを始めて2年程だそうです。
毎日のようにテスト生がその門下をくぐる為に訪れ、クラブ生は毎回のように競争の渦の中にいます。
それが「この国の当たり前」であり、彼らは毎日・毎試合・ワンプレーに全てをかけて戦っています。日本でもこの話は聞いていましたが、それが当たり前である環境の目の当たりにし、サッカー王国の凄さと情熱に改めて感じるものがありました。
試合内容ですが、完全にフォアチェックが機能しているシーンを作り出し、「ここでボールを奪える！」と感じたシーンが複数回ありましたが、しかし、相手選手はDFを引き出し・引き込みタッチラインとDFの間に50cmの間が空けば平気でターンをし、余裕を持って前進して入ってきます。またこちらがこちらが守備方法を変えてボールを奪いに行けば、ダイレクトでシンプルに繋ぎながらサイドチェンジを駆使しながら前進されてしまうシーンがありました。相手のサッカーを良く見て、手段や方法を取捨選択しながらプレーして「駆け引きが非常に巧い」と感じました。
初めてのブラジルで最初の衝撃を受けたゲームとなりました。
試合終了後、施設を見学させて頂いてからBrasilis Futebol Clubeを後にしました。
そして、お楽しみのシュラスカリアへ！（番外編でお送りします）
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